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RESEARCH BACKGROUND

MOTTO

EDUCATION

 ​大学学部生では、電子エネルギー分析器の評価が卒研テーマでした。(指導教官:藤井康夫 助教授)大学院に進学する際に、もともと藤井先生が分子科学研究所の放射光施設で実験していた縁もあり、そちらでの実験テーマも盛り込んだテーマとなり、やや一貫性のない修士論文になってしまいました。(修士論文タイトル"Cylindrical Energy Analyzer 及び放射光とレーザーを組み合わせた光電子分光法の基礎的研究")

 ​修士過程での縁で、総合研究大学院大学に進学し、鎌田雅夫 助教授(当時)の下で、無機半導体表面の光起電力のダイナミクスについて研究を行い、何とか修了(博士論文:"Surface Photovoltage in Semiconductors Studied with Photoelectron Spectroscopy Using Synchrotron Radiation and Laser")し、博士(理学)を取得しました。

 博士論文を書いた時点では就職が決まっていなかったのですが、運よく名古屋大学の(故)関一彦 教授が募集されていたポスドクに採用していただき、名古屋大で有機半導体表面や界面の電子構造についての研究に携わることになりました。ただし、化学の知識はきれいに忘れ去っていたので、ポスドクとしてはほとんど役に立たないことばかりしていたような気がします。

 さらに運よく、1年半後には、島根大学で募集があった教務職員のポストに採用していただき、廣光一郎 教授と一緒に有機半導体デバイス、特に有機太陽電池の研究を進めることになりました。

 島根大では約9年間お世話になったのち、近畿大に移って本研究室を立ち上げ、有機エレクトロニクスデバイス、特に有機太陽電池の研究を進めています。

 

 上記のようにいろいろと研究テーマが変わっているので、自分の専門分野が何かと聞かれると答えるのが難しかったのですが、最近は有機薄膜太陽電池ということにしています。

1992 - 1998

大阪市立大学 工学部 応用物理学科

2000 - 2003

総合研究大学院大学 数物科学研究科

構造分子科学専攻 (博士(理学))

"​Live as if you were to die tomorrow.

Learn as if you were to live forever." - ? whatshisname

"Youth is not a time of life. It is a state of mind." ―Samuel Ullman

"He who moves not forward, goes backward." ―Johann Wolfgang von Goethe

“Nobody ever figures out what life is all about, and it doesn't matter. Explore the world. Nearly everything is really interesting if you go into it deeply enough.” 
― Richard Feynman

"Life is hard. After all, it kills you." ― Katharine Hepburn

​担当授業

学部講義(2024年度):

 化学数学演習(1年次前期・分担)

 エネルギー物質概論(1年次前期・リレー講義)

​ 物理学概論および演習Ⅱ(1年次後期)

 数理解析演習(2年次前期・分担)

 次世代インフラエネルギー概論(2年次前期・分担)

 基礎電子デバイス物理学(2年次後期・分担)

 電子デバイス物理学(3年次前期)

 計測物理学演習(3年次前期・分担)

 光電変換デバイス工学(3年次後期)

 エネルギー物質物理学実験1・2(2年次)​

 近大ゼミ1・2(1年次)

 エネルギー物質ゼミ1・2(2年次)

 エネルギー物質ゼミ3・4(3年次)

​ 卒業研究ゼミナール(3年次)

大学院講義​(2024年度):

 材料デバイス専門基礎(前期・分担)

 有機エレクトロニクス特論(後期)

​CAREER

2003 - 2004

名古屋大学 物質科学国際研究センター

学術創成研究 博士研究員

2004 - 2009

島根大学 総合科学研究支援センター

物質機能分析分野 教務職員

2007 Sept. - 2008 Mar.

The University of Texas at Dallas

NanoTech Institute

Research Scholar

(大学教育の国際化推進プログラム(海外先進研究実践支援)による派遣)​

2013. 4 - 2019.3

近畿大学 理工学部 電気電子工学

​講師

 

2019. 4 -

近畿大学 理工学部 電気電子工学

​准教授

 

2018. 4 - 

近畿大学 理工学総合研究所 (兼任)

2020. 3 - 2021. 4

Universidad de Valencia
Instituto de Ciencia Molecular

Molecular Opto-Electronic Devices group

(Supervisor: Prof. Henk J. Bolink)

Visiting researcher

(近畿大学 在外研究制度を利用して滞在)

2022. 4 - 

近畿大学 理工学部 エネルギー物質学科

​准教授(所属変更)

​外部リンク

1998 - 2000

大阪市立大学大学院 工学研究科

前期博士課程 応用物理学専攻(修士(工学))

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